胃腸病に
文人が、全国の温泉に残したエピソードはたくさんありますが、夏目漱石は中でも特に有名です。
全国の温泉地に様々な逸話のある彼ですが、晩年、精神ストレスから神経性胃炎を患い、胃潰瘍の療養で修善寺温泉に転地療養をしていたことが知られています。
胃腸の治療にお湯を利用する場合は、飲用することが多いのですが、もうひとつの効果として、神経性の胃炎などには、ゆっくりとお湯に浸ることのストレス改善効用があると考えられています。
胃腸に効く成分としては、炭酸泉やアルカリ性の単純泉、塩化物泉があります。
飲用して直接胃に届く、温泉成分
- 「湯屋泉」(岐阜県)1541年に薬師如来のお告げによって発見された伝説の残る温泉。
ナトリウム・カルシウム・炭酸水素イオン・含炭酸食塩などを含み、胃腸病に効用がある湯治場として世に知られています。 - 「真賀泉」(岡山県)岩盤の割れ目からこんこんと源泉が湧き出しています。
ぬるめなのに少し浸かっているだけで汗が吹き出します。
飲用すると胃腸病に効果があるので、ペットボトル入りの飲用温泉も販売されています。
テレビで紹介され、全国から湯治者が来訪。 - 「塩原元湯」(栃木県)塩原泉郷の奥に佇む、ひっそりとしたお湯ですが、実は塩原泉発祥の地。
硫黄、ナトリウム、塩化物、炭酸水素塩泉(硫化水素型)などを含み、胃腸病への効用は全国的に有名。
